子供の色彩感覚

cadu2006-06-19

 今日は、臨時休業。というのも、usagiの下半身や手のひらに昨晩から湿疹がでて、今朝小児科に連れて行ったら
やはり「手足口病」。
 熱は無いし、食欲もあるけれど今日は自宅で過ごしたほうがとの診断でお休みってことに。

 この4ヶ月ほど小児科もご無沙汰だったのに、今朝自転車で病院に着くとやっぱり目指すはおもちゃコーナー。
もちろんLEGO。まぁ、ブロック・積み木・電車・車ならとにかくOK。
 
 usagiは最近、「色のバランス」ってのを意識して作るようになった。コレも根気の良いだんなさまのおかげ。
今日も、トンネルを最初につくり、完成すると惜しみなくぶっ壊して家を作った。作りながらしきりにわたしに「色のバランスいいでしょう!」と自慢げに見せてきたり、「ちょっとおかしい?この色?」と聞いてくる。
そんなusagiにはわたしも根気良く相手をすることにしている。それに診察の待ち時間を潰すにはじっくり時間をかけて遊んでくれたほうがいいし。

 診察が終わってまた待合に戻ると「いくつですか?」とさっき遊んでいたとき隣にいたお母さんに声をかけられた。
「3歳になったとこですよ」
「よくお話が出来るし、色のバランスとか考えてブロック作ったりしてるからすごいなと思って。」
と。ちょっとウレシかった。

 普段、保育園に行ってて最近はお友達と一緒に遊ぶこともほとんどなくて、usagiの成長を他の子と比べるっていっても
わたしのクライアントのお子さんをみて思うことぐらい。
 一緒に遊ぶ姿を見ることができれば、成長振りやわたしやだんなさまとusagiの遊び方がどんなかも知ることが出来るよね。最近はそれがよくわからないでいた。

 そんな日々のusagiとの生活や遊びの中でけっこう夫婦が口にしてるのが「かっこいい」とか「ピシッと」とか「バランス」。
 今朝も帽子の色をわたしの帽子と同じで、靴の色は帽子とあわせて履いたりとusagiなりに「バランス」を意識しているようだった。


 『子供の色彩感覚』

 三歳のusagiは自然光や照明光(蛍光灯・白熱灯)どんな照射光の条件であってもモノの色を正しく認識できる。

 こういった色の恒常性を含めて色彩感覚は生まれながらに持っているのではなく、乳幼児期の視覚体験によって獲得さ れるもの。

 視覚体験は網膜ではなく大脳皮質に効果を及ぼしているため、乳幼児期の視覚体験がその後の色彩感覚に決定的な影響 を与える。
照明や色彩に関してインテリアに携わる仕事の知識から聞きかじった事実。
普段の遊びや生活からだけでなく意識的に色彩感覚を磨ける環境を作っていきたい。

 仕事柄、塗料メーカーの色見本帳やカーテンの見本帳なんかが身近にあるけどそんなのも上手に使ってみようかな。

マンセルの色立体なんかどうかな?そりゃ大袈裟だよね。